補助金の文字と電卓・虫眼鏡
2つの補助金ソフトと機器で使い分ける

整備工場の制度対応ナビ / 整備工場が使える補助金

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整備工場が使える補助金

デジタル化・AI導入補助金とスキャンツール補助金

更新日 2026年10月11日

整備工場が制度対応の費用に使える国の補助金は、主に2つです。整備システムなどのソフトにはデジタル化・AI導入補助金(旧IT導入補助金)、スキャンツールという機器にはスキャンツール補助金を使います。2026年10月11日時点で、前者は第6次の締切が10月30日17時、後者は事務局が「予算残りわずか」と告知しています。公募の回と期限は変わるので、申請の前に必ず事務局の最新の発表を確かめてください。

何が変わるか

2つの補助金は、所管も、対象になるものも、選ばれ方も違います。ソフトと機器で申請先が分かれる、と覚えておくと迷いません。OBD検査や特定整備に備えてスキャンツールを買い、あわせて整備システムを入れ替える工場は、両方を別々に申請することになります。

項目デジタル化・AI導入補助金2026スキャンツール補助金(令和8年度)
正式な名前デジタル化・AI導入補助金(旧IT導入補助金)被害者保護増進等事業費補助金(先進安全自動車の整備環境の確保事業)
対象になるもの事務局に登録されたITツール(ソフトウェア、サービスなど)補助対象機器一覧に載ったスキャンツール、利活用のための研修
補助率通常枠は1/2以内(要件を満たすと2/3以内)機器は1/3以下(検査専用のものは1/4以下)、研修は1/3以下
補助額通常枠は5万円から450万円以下1事業場あたり上限32万円(設備費30万円、研修費2万円)
選ばれ方締切回ごとに審査先着順。予算の上限に達したら受付終了
申請のしかたIT導入支援事業者と共同で申請事務局のサイトで事業者が申請

デジタル化・AI導入補助金には、通常枠のほかにインボイス枠(インボイス対応類型、電子取引類型)、セキュリティ対策推進枠、複数者連携デジタル化・AI導入枠があり、枠ごとに補助率と上限が違います。どの枠にあたるかは導入するソフトで決まるため、見積もりの段階でIT導入支援事業者に確かめます。

いつから

補助金2026年10月11日時点の状況
デジタル化・AI導入補助金2026第6次の締切は2026年10月30日(金)17時、交付決定は12月10日(木)の予定。事業実績報告の期限は2027年5月31日(月)17時の予定
同 第7次の公募回から制度が変わる(事務局が2026年10月9日に公表)。通常枠の補助率引き上げの要件が、令和8年度の地域別最低賃金の改定に合わせて変わり、1人当たり給与支給総額の向上にかかる申請要件が加わる
スキャンツール補助金受付は2026年8月7日から2027年1月29日(金)17時まで。先着順で、8月20日に申請額が予算の90%に達し、事務局のサイトは「予算残りわずか、申請受付終了間近」と表示(データ取得日 10月4日)

スキャンツール補助金は、締切の日より先に予算が尽きる見込みです。対象は令和8年4月1日以降に購入した機器で、一級自動車整備士が在籍していることを証明した事業者は、申請が多いときに優先して採択されます。デジタル化・AI導入補助金は、交付決定の前に購入したITツールが対象外になります。先に契約してしまうと補助を受けられません。

整備工場がやること

  1. 買うものをソフトと機器に分ける整備システム、請求や会計のソフトはデジタル化・AI導入補助金、スキャンツールはスキャンツール補助金です。リフトや塗装ブースといった設備は、どちらの対象にもなりません。
  2. GビズIDプライムを先に取るデジタル化・AI導入補助金の申請に要ります。発行に日数がかかるので、導入を考え始めた日に申請します。SECURITY ACTIONの自己宣言も同じIDで行います。
  3. 締切から逆算して見積もりを取る締切から交付決定までは1か月あまりかかり、発注はそのあとです。使い始めたい月から逆算して、どの締切回に出すかを決めます。
  4. 交付決定の前に契約と支払いをしない決定の前に買ったものは対象外です。販売店との間で、契約日と支払日の順番を書面で確かめます。
  5. スキャンツールは予算の残りを見てから動く事務局のサイトに予算の消化率が出ています。受付が終わっていたら、次の年度の公募を待つか、補助なしで買うかを決めます。
  6. 同じ経費に2つの補助金を重ねないデジタル化・AI導入補助金の公募要領は、国のほかの補助金と重なる事業を対象にしていません。機器とソフトで経費を分けて申請します。

整備システムでの対応

デジタル化・AI導入補助金は、事務局に登録されたIT導入支援事業者と一緒に申請する仕組みです。日本カーネットの公式サイトには、日本カーネット株式会社がIT導入支援事業者として登録されており、整備システム・整備ソフト DREAM POWER が登録されたITツールであること、条件を満たす中小企業と小規模事業者は導入費用の一部が補助の対象になることが書かれています。対象の枠と補助率は年度と公募回で変わるため、申請できる回と補助額は問い合わせて確かめてください。

補助額の目安は、契約金額と枠を入れて計算する実質負担額シミュレーターで出せます。スキャンツール補助金は機器の補助なので、整備システムの導入費には使えません。

制度対応を、システムにまかせる

補助金は締切と交付決定の順番を間違えると使えません。導入したい時期を伝えて、間に合う公募回と申請の段取りを資料請求の場で確かめてください。

資料請求・デモの申込(無料)

よくある質問

IT導入補助金は、いまも申請できますか。
名前がデジタル化・AI導入補助金に変わって続いています。2026年10月11日時点で事務局が公表している直近の締切は、第6次の10月30日17時です。以降の回は事務局の事業スケジュールで確かめてください。
スキャンツールの購入にデジタル化・AI導入補助金は使えますか。
使えません。対象は登録されたITツールです。スキャンツールにはスキャンツール補助金を使います。
スキャンツール補助金は、電子制御装置整備の認証を取っていなくても申請できますか。
対象は自動車特定整備事業の認証を受けた事業者で、電子制御装置整備の認証をまだ受けていない事業場は、今後申請する予定であることが条件です。要件の全文は公募要領で確かめてください。
2つの補助金は併用できますか。
同じ経費に2つを重ねては受けられません。スキャンツールと整備システムのように経費が別であれば、それぞれの補助金に申請する形になります。

くわしい解説

締切日と交付決定日の一覧、逆算の手順はデジタル化・AI導入補助金2026のスケジュールで更新しています。対象の機器と申請の流れはスキャンツール補助金2026とはにまとめてあります。

出典

確認日 2026年10月11日。公募の回、期限、要件は変わります。このページの日付より新しい発表があれば、そちらが優先です。

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